看護栄養学部小山田 正人|Oyamada MasahitoDepartment of Nutrition

小山田 正人

  • 所属/栄養学科
  • 職位/教授
  • 取得資格/学位/医師/博士(医学)
  • 主な担当科目(学部)/形態機能学Ⅰ・Ⅱ、形態機能学実習Ⅰ・Ⅱ、健康管理概論
  • 主な担当科目(大学院)/代謝栄養学特論、栄養管理学特別研究、栄養管理学特別演習
  • 所属学会/日本病理学会、日本栄養改善学会、日本DOHaD学会

自己紹介

私は医師で、病理学 [病気の理(ことわり)つまり病気の原因とそれによる変化の過程を明らかにする学問] を専門としています。2010年に管理栄養士課程の教員(藤女子大学)となり、本年 (2025年)より、天使大学の栄養学科に異動しました。管理栄養士課程の医師教員として、人体の構造と機能および疾病の成り立ちの領域の授業(形態機能学、形態機能学実習等)の授業を担当します。

教育・研究への取り組み

学部教育では、学生さんの主体的な授業への関わりと理解度を高めるため、講義に加えて、グループワークを含めたチーム基盤型学習を実施しています。研究では、DOHaD (Developmental Origins of Health and Disease)理論の社会への普及をテーマとしています。

主な研究業績

佐藤安貴, 小山田正人他. 摂食障害と自閉スペクトラム症合併2症例への栄養指導. 栄養学雑誌 79:90, 2021
Oyamada M. Development of understanding of DOHaD concepts in students during undergraduate health professional programs in Japan and New Zealand. J DOHaD, 9:253, 2018

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030183255/

メッセージ

DOHaDは、妊娠前、妊娠中から出生後の2歳位までの約1000日間の栄養を含む環境が、成人期の疾患 (生活習慣病、NCDs)の発生に重要な役割を果たすという理論です。病理学とは、その言葉通り、病気の理(ことわり)つまり病気の原因とそれによる変化の過程を明らかにする学問であり、私にとって、DOHaDは病理学の新しい視点となりました。