学長挨拶・天使大学の概要

学長挨拶

自分の幸せは相手の笑顔の中にある
本学に入学するということは、看護師や管理栄養士になることが目標ではありません。それを前提として、どのような仕事をしたいのか、どのように社会に貢献してきたいのかを考え、問題意識をもって研究し、実践できる力を身につけていく4年間があるのです。また、対人援助職は、弱き者、小さき者にこそ手を差し伸べ、自分が関わった人々の笑顔の中に自分の幸せを見出していく仕事であると言えるでしょう。
他者を理解するためにはまず自分自身を知ることが大切です。志を持った人はもちろんですが、迷える人もぜひ来てください。私達と語らい、チャレンジする中で、自分の可能性を発見していきましょう。

 
天使大学 学長 二宮 信一

 

学長プロフィール

二宮 信一(にのみや しんいち)
1954年生まれ、北海道枝幸郡枝幸町出身
研究分野:発達障害、特別支援教育、インクルーシブ教育
所属学会:日本LD学会、日本社会教育学会、北海道教育学会

2002年 北海道大学大学院教育学研究科教育学専攻修士課程修了(教育学修士)
2011年 北海道大学大学院教育学研究院博士後期課程単位取得満期退学

北海道教育大学教育学部釧路校教授、特任教授を経て、
2023年4月より天使大学看護栄養学部教養教育科 教授
2025年4月天使大学学長に就任

天使大学の伝統と建学の精神

1898(明治31)年、「マリアの宣教者フランシスコ修道会」はハンセン病に苦しむ人々のために5名の修道女を日本に派遣し、修道女たちは熊本で献身的な奉仕活動を行いました。ついでその奉仕活動は札幌の開拓民に向けられ、1911(明治44)年、7名の修道女が札幌に施療所(現・天使病院)を開設。日夜貧しい人々に手をさしのべ、病める人々に献身的な看護を行いました。1935(昭和10)年にローマ教皇ピオ11世が「奉仕活動にあたる者は高度な看護教育を受けるように」と推奨したことを受け、マリアの宣教者フランシスコ修道会は戦後の荒廃した札幌と東京で高度な看護教育を始めることを決定。
1947(昭和22)年に札幌天使女子厚生専門学校が設立され、これが天使女子短期大学となり、のちに現在の天使大学となります。
天使大学は開学以来、のべ10,000名以上の卒業生を社会へ送り出してきました。
卒業生は、国内はもとより世界各国で人々の生活支援に貢献する専門職業人として活躍しています。

2017(平成29)の学園創立70周年を経て、現在も伝統を受け継ぎながら歩み続けています。建学の精神「愛をとおして真理へ」の源は、札幌の施療所を開設した7名の修道女たちが身をもって示した人間愛の教えにあります。すべての人を愛し、その人の立場にたって看護と栄養の職務にあたる職業人を育てること。それが天使大学の誇りであり、アイデンティティです。
 

天使大学 概要

名称

天使大学

学長

二宮 信一

所在地

〒065-0013 北海道札幌市東区北13条東3丁目1番30号

電話番号(代表)

011-741-1051

FAX番号(代表)

011-741-1077

学部・学科・研究科等

大学  看護栄養学部 (看護学科・栄養学科)
大学院 看護栄養学研究科(看護学専攻・栄養管理学専攻)
    助産研究科(助産専攻)

創立

1947