資格

看護学科に関する資格の概要

看護師

医療機関や住宅の場などで、赤ちゃんから高齢者まで、その人が健康な生活を回復・維持・向上し、その人らしい生活が営めるようサポートします。
病気やけがで援助を必要としている人はもちろん、健康な人がその状態を維持するための教育的援助も看護師の仕事です。

※天使大学では看護学科で看護師国家試験受験資格が得られます。
※毎年2月に行われる国家試験に合格すると免許取得となります。

保健師

保健師は、地域の保健医療福祉チームの一員として、地域に生活するすべての人々の健康を支える援助を行っています。
子どもから高齢者まで、健康な人から病気を持ちながら在宅で暮らしている人まで、あらゆる人々に対し、健康増進・疾病予防の観点から、その人の健康へ働きかけていくことが大切な役割です。

※天使大学では、大学院 看護栄養学研究科 看護学専攻(保健師コース)に進学することで、保健師国家試験受験資格が得られます。
※毎年2月に行われる国家試験に合格すると免許取得となります。ただし、看護師国家試験に合格しないと、保健師免許を取得することはできません。

助産師

助産師は主に妊産褥期(にんさんじょくき)の女性の精神的・生理的なケアにあたり、出産時の援助、出産後のケア、新生児の保健指導などを行います。その名称から、出産にかかわる事柄だけを仕事にすると思われがちですが、女性の一生涯にわたる性と生殖に関して、段階に応じた指導と援助を行う力が求められます。

※天使大学では、大学院 助産研究科に進学することで、助産師国家試験受験資格が得られます。助産研究科は、日本で唯一の助産師養成のための専門職大学院で、進学すると助産師のエキスパートとしての道が開かれています。
※毎年2月に行われる国家試験に合格すると免許取得となります。ただし、看護師国家試験に合格しないと、助産師免許を取得することはできません。

専門看護師

医療を取り巻く環境が大きく変わっている現在の臨床現場では、専門分化が進み、複雑で高度な治療が行われる一方で、高齢化や慢性疾患の増加により健康問題は多様化しています。こうした現状に対応し、より水準の高い看護を提供するために、看護師、保健師の資格をもって、卒業後一定の実務経験を積み、専門教育を修めることで、専門領域のエキスパート「専門看護師(CNS)」になる制度があります。
専門看護師は、専門性が高く、社会からのニーズも強い看護分野ごとに設置されています。「がん看護」、「精神看護」、「地域看護」など11分野に分かれていて、看護の現状、時代の流れなどに即して、毎年新設・改廃されています。

天使大学の大学院 看護栄養学研究科 看護学専攻 ホスピス緩和ケア看護学コースは、
一般社団法人日本看護系大学協議会の高度実践看護師教育課程38単位(がん看護分野)の教育機関として認定されています。

認定看護師

「認定看護師」は、専門看護師と同様に「看護の専門領域におけるエキスパート」としての資格で、「救急看護」、「集中ケア」、「訪問看護」など21分野に分かれています。

※天使大学では現在、「認定看護師」の教育課程は設けていません。

栄養学科に関する資格の概要

栄養士

病院・学校・福祉施設・給食センターなどで、栄養価計算に基づくバランスの取れた献立作成、食品の在庫管理や発注業務、調理指導などの給食管理業務を中心に行います。また、給食の提供にあたって、調理場内の衛生管理や調理時の進行管理にも携わります。

※天使大学では栄養学科を卒業することで、栄養士免許が取得できます。

管理栄養士

傷病者などに対して栄養アセスメント(食事調査、身体計測、臨床検査、臨床診査などから、その人の栄養状態を評価・判定)を行って、適正な栄養ケアプランを作成し、それを実施することで一人一人に適した高度な栄養管理マネジメントを行うことが主な仕事です。

※天使大学栄養学科では、栄養教諭教職課程を選択・履修することで栄養教諭一種免許状が取得できます。
※天使大学栄養学科を卒業することで、管理栄養士国家試験受験資格が得られます。

栄養教諭

栄養教諭は「一般教諭」、「養護教諭」に次ぐ第三の教職です。「学校給食の管理」と「食に関する指導」をともに担い、児童・生徒の生活習慣病の予防や食物アレルギーへの対応など、さまざまな役割が期待されています。また、一般教諭、養護教諭、学校医などと密接に連携・協力しながら、それぞれの児童・生徒に合った、効果的な食の指導をするための「食育コーディネーター」としての役割も求められています。

※天使大学栄養学科では、栄養教諭教職課程を選択・履修することで栄養教諭一種免許状が取得できます。
※3年次編入学生は栄養教諭教職課程を履修できません。

食品衛生監視員

食品衛生監視員は別名「食品Gメン」とも呼ばれ、輸入食品の食品衛生に関する監視・指導をする公務員です。
具体的な職務は「衛生上問題のある食品の撤去」、「衛生面に関する苦情・相談への対応」、「食中毒などの調査」などです。
全国の港や空港における輸入食品の安全監視や指導、検疫感染症の国内への侵入防止なども、その任務のひとつです。

食品衛生管理者

食品衛生管理者とは、「食品」または「添加物」の製造加工に従事する人たちの監督を行う者のことです。
魚肉ソーセージ、粉乳類などの食品を作っている工場では、衛生上特別な配慮が必要ということで、食品衛生法によって食品衛生管理者の設置が義務付けられています。