看護栄養学部松下 真美 | Matsushita MamiDepartment of Nutrition
松下 真美
- 所属/栄養学科
- 職位/講師
- 取得資格/学位/管理栄養士、中学校教諭二種免許(家庭・保健)/博士(栄養学)
- 主な担当科目(学部)/基礎栄養学、基礎栄養学実験・実習
- 主な担当科目(大学院)/栄養生理学特論、栄養管理学総合演習
- 所属学会/日本栄養改善学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会
自己紹介
給食委託会社から病院に配属されて管理栄養士として給食管理や栄養指導などの仕事をしていました。一般職を経験した後、天使大学の助手として働き、学位を取得して現在の講師に至っています。自分の経験が、皆さんの学びに貢献出来たらいいなと思います。
教育・研究への取り組み
褐色脂肪組織(brown adipose tissue; BAT)は、ヒト成人においてはその存在や意義が長い間疑問視されていましたが、近年、成人にもBATが存在することが明らかとなり、エネルギー代謝や体脂肪量の調整に寄与することがわかってきました。BATの機能低下や退縮が肥満の一因であるならば、これを再活性化、増量できれば肥満の予防・改善が可能であると考えられるため、食品成分によるBATの活性化に焦点を当てて実験を行っています。
主な研究業績
- 肥満・メタボリックシンドロームの評価に関する研究
- ヒト褐色脂肪組織の体脂肪調節への関与と食品成分による褐色脂肪活性化に関する研究
メッセージ
新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが一変しました。できることに限りがあるかもしれませんが、自分のやりたいことや、やらなければならないことをしっかりと考え、後悔することのないように時間を大切にし、新しい生活スタイルで勉学に励みましょう。苦労して得たものは、いろいろな場面で役に立ちますので、面倒と思わずにチャレンジしてみると良いと思います。