看護栄養学部髙橋 順子 | Takahashi YorikoDepartment of Nursing

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髙橋 順子

  • 所属/看護学科
  • 職位/准教授
  • 取得資格/学位/博士/教育学
  • 主な担当科目(学部)/老年看護学Ⅱ、老年看護学臨地実習Ⅰ・Ⅱ、事例研究
  • 主な担当科目(大学院)/老年看護学特論Ⅱ、老年看護学特論Ⅳ、老年看護学特論Ⅴ
  • 所属学会/日本老年看護学会、日本看護研究学会、日本看護学教育学会、日本認知症ケア学会、日本看護科学学会、日本看護福祉学会、看護総合科学研究会

自己紹介

臨床経験約10年、看護専門学校での教員経験5年の後、学び直しのため主婦兼学生となりました。同時期に子育て、介護を10年程経験し、ご縁があり、大学の教育現場で勤務する事になりました。大学勤務は、本学で3校目となりますが、日々あらたな出会いや発見があり、教育の面白さに魅了されています。
E-mail:takahashi.yoriko@tenshi.ac.jp

教育・研究への取り組み

老年看護学における教授ー学習方略を探求してきました。高齢者と学生との時代背景、年齢乖離の大きさは、学習者が高齢者を理解する阻害要因となっています。また、認知症という症状は、一層学習者の対象理解を困難にしています。そこで両者をつなぐための教育方法、さらに認知症のある高齢者が幸せに生活できるための支援についてこれからも研究を継続したいと考えています。

主な研究業績

  • 認知症高齢者を介護する配偶者の介護継続意思を支える要因-配偶者特有の認識-
  • 老年看護学実習における学生の認識変容に関わる要因の検討
  • 実習目標達成に向けた「教材化プロセス」の検討
  • 血糖値変動の実態解明に関する研究(研究代表者:眞鍋知子氏,平成26年度~科研基盤研究(C)研究分担者)
  • 寝たきり高齢者に対する「非接触型保湿ケアプロトコル」の作成(研究代表者:山本道代氏、令和3年度~科研基盤研究(C)研究分担者)

メッセージ

誰もが老い、やがて死を迎えます。しかし当たり前のことながら多くの看護職は自身の本格的な老いを体験することはできません。そのため経験がないゆえの悩みや迷いに向き合うことの連続です。このように看護職にとって未知である老いは、探求すべき課題に満ちています。その老いと看護の魅力を追及していける「仲間」が増える事を願っています。