看護栄養学部重岡 妙 | Shigeoka TaeDepartment of Nursing

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重岡 妙

  • 所属/看護学科
  • 職位/助教
  • 取得資格/学位/看護師/臨床心理士(心理学修士)/Somatic Experiencing® Practitioner;SEP
  • 主な担当科目(学部)/精神看護学Ⅱ/精神看護学Ⅲ/精神看護学臨地実習
  • 所属学会/日本看護科学学会/日本精神保健看護学会/日本臨床心理士会

自己紹介

看護師として大学病院に勤務し、その後臨床心理士として精神科病院に勤務し心理検査や精神療法を行ってきました。精神科の病院での経験から、個々の患者さんのこころに寄り添いサポートすることの難しさと面白さを伝えて行きたいと思っています。こころの専門家として、みなさんに自分のこころを大事にすること、周囲の人のこころを大事にすることはどういうことなのかを、一緒に考えて行きたいと思います。

教育・研究への取り組み

トラウマ治療のソマティックエクスペリエンシングやトラウマインフォームドケアなど、暴力的な侵襲を受けた人の回復について関心を持っています。
また、プロセスレコード教育について研究しています。

主な研究業績

  • 論文「医療援助職者のゆらぐことのできる力再考」天使大学紀要(2016年12月)
  • 「精神病者とのアート(集団描画)を通した関わりから」第11回日本スピリチュアルケア学会 シンポジスト

メッセージ

臨床心理士として精神科看護師の関わりを見ていた時、看護師は患者さんに「今、私たちの居るこの世界は安全なのだ」というメッセージを、ケアを通して伝えていることがわかりました。これは、この世界は安全でないことを体験した精神科の患者さんにはすぐに伝わりません。しかし、根気強く何度も伝えることが、患者さんの回復に大きく影響することを精神科の看護師から学びました。看護師は患者さんに多くの治療的な影響を与えられる、魅力的な仕事です。一緒に精神科看護を学びましょう!