看護栄養学部大野 和美 | Ohno KazumiDepartment of Nursing

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大野 和美

  • 所属/看護学科
  • 職位/教授
  • 取得資格/学位/看護師、保健師/博士(看護学)
  • 主な担当科目(学部)/成人看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、成人看護学臨地実習Ⅰ・Ⅱ、統合看護臨地実習
  • 主な担当科目(大学院)/成人看護学特論Ⅰ・Ⅱ、成人看護学演習Ⅰ・Ⅱ、特別看護研究
  • 所属学会/日本看護科学学会、日本看護学教育学会、日本看護診断学会、聖路加看護学会、日本循環器看護学会、日本難病看護学会

自己紹介

私が本学に初めて着任したのは天使女子短期大学であり、翌年の2000年に短大から天使大学へ改組転換がなされ、大学としてスタートした初期から天使での教育に携わってきました。途中、大学院博士課程での学業に専念するため退職しましたが、2010年に復職し今に至っています。
聖フランシスコの平和の祈りにある「理解されるよりは理解することを、愛されるよりは愛することを私が求めますように」という部分は看護者に必要な姿勢と共感し、教育に反映されるよう心掛けています。

教育・研究への取り組み

【教育】成人看護学の科目を担当する他、1年前期の生涯発達論では成人期の部分を担当しています。また、成人看護学の効果的な教育プログラムの研究を行うことで教育の改善にも取り組んでいます。
【研究】専門は循環器看護で末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)患者を対象とする研究の他、消化器がんの手術を受けた患者や神経難病患者の在宅療養を可能にする実践などの研究に取り組んできています。また、臨床での看護研究のサポートも行っています。

主な研究業績

  • 上部消化管の再建術を受けたがん患者が術後回復期に体験するストレス・コーピング
  • 末梢動脈疾患患者のリスク認識と健康行動
  • 神経難病患者の在宅療養への円滑な移行を可能にする熟練看護師の実践
  • 成人看護学の効果的な教育プログラムに関する研究

メッセージ

私は看護学生時代に、実習で受け持った患者様が回復され元気になっていく姿を見て嬉しく感じ、その回復を強力にサポートしている外科のナースに憧れ、自身も外科病棟勤務の看護師からキャリアをスタートさせました。その後、教育研究の分野に進みましたが、看護には様々な専門領域があり、看護師になってからも目の前には多くの道が開かれていて、自身が望む看護の専門性を高めていくことができます。人との出会いをとおして成長し続けることができる看護職に、是非チャレンジして下さい。