看護栄養学部西 隆司 | Nishi TakashiDepartment of Nutrition

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西 隆司

  • 所属/栄養学科
  • 職位/教授
  • 取得資格/学位/博士(農学)
  • 主な担当科目(学部)/食品科学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、食品科学実験Ⅰ・Ⅱ
  • 主な担当科目(大学院)/食品機能学特論
  • 所属学会/日本栄養改善学会、日本栄養・食糧学会、日本食品科学工学会、日本接食嚥下リハビリテーション学会

自己紹介

栄養学科の西です。出身は大阪で、大学から札幌に来てそのまま札幌に住みついています。普段の授業では標準語を使っているつもりなのですが、アクセントやイントネーションが変になる時があり、学生には関西出身だとすぐにばれています。最近の趣味はダーツで、家にダーツボードを置いて時間があればダーツを投げています。おかげで、コロナウイルス感染症の影響で外出自粛の期間も家で暇を持て余すことが無くて助かっています。

教育・研究への取り組み

主に食品の物性、特にえん下困難者用食品の物性に関する研究をしています。加齢や病気などでのどの機能が正常に働かない方では、食品を摂取した際に食べ物をのどに詰まらせる、食べ物が気道に入って肺炎を起こすといった危険性があります。そこで、えん下が困難な方でも安全に食べることができる食品の開発に寄与する情報の提供を目的として、摂取に適した固さや粘り気、まとまりやすさを持つ食品の製造方法について調べています。

主な研究業績

  • 「牛乳の食後高血糖抑制効果に対する乳成分の関与」天使大学紀要24(1)、1-10、2023
  • 「市販ゲル化剤を用いた米粥ゲルの物性に対する高温保湿及び室温放置の影響」天使大学紀要23(1)、1-12、2022
  • 「嚥下用米粥ゼリーの保温時間がゼリーの物性に与える影響」2021年度日本栄養改善学会学術総会
  • 「カルシウムイオンによる架橋形成型ゲル化剤を用いて作成したパン粥ゲルの物性」2020年度日本栄養改善学会学術総会
  • 「パン粥ペーストの物性に対するペースト温度と砂糖添加の影響」2019年度日本栄養改善学会学術総会
  • 「官能検査法による低アミロース米を用いた嚥下食用米粥ゼリーの物性評価」2018年度日本栄養改善学会学術総会

メッセージ

人々の栄養、特に患者さんの栄養を考えて食事を作る時、どの食品にどういった栄養成分が含まれているかを知っておくと食事のレパートリーも増え、飽きずに食事を食べてもらえます。また、患者さんは食欲が落ちていますので、味や色合い、匂いを工夫しておいしさで食欲をわかせるのも管理栄養士の技術です。管理栄養士を目指す方に、食品について詳しく知ってもらいたいと思っています。