看護栄養学部中川 幸恵 | Nakagawa YukieDepartment of Nutrition

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中川 幸恵

  • 所属/栄養学科
  • 職位/教授
  • 取得資格/学位/管理栄養士/博士(栄養学)
  • 主な担当科目(学部)/臨床栄養学Ⅱ・Ⅲ、臨床栄養学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ
  • 主な担当科目(大学院)/栄養管理学特論、臨床栄養学特論
  • 所属学会/日本糖尿病学会、日本腎臓病学会、日本病態栄養学会、日本小児アレルギー学会、日本健康医学学会、日本栄養改善学会

自己紹介

食べることは人生の楽しみであり、生命活動の根源です。病院に勤め栄養指導や栄養管理を行ってきました。食べられない患者さんをたくさん見てきました。私は食べることが大好きで、こだわりもあります。食事は美味しく、楽しく頂きたい。献立のバランス、食材の選択、食べる量、食べる時間、料理に合った食器等、考えながら料理を作り…「美味しい」と言われると…嬉しくなります。その気持ちは、家族に対しても患者に対しても同じです。30年振り返り、管理栄養士で良かったと思っています。

教育・研究への取り組み

教育・研究に際して最も重視したいことは、常に最先端の信頼性の高い情報を意識し、それを学生や大学院生に伝えていくことです。教育において、どのように個々の課題に関係したエビデンスを検索、評価し、統合的に判断して、課題に適応していくかを実践することにより、生涯にわたって自分で考え、学習することができる管理栄養士を育てたいと考えています。自分の臨床経験の中から、教科書だけでは得ることのできない実践的な情報も伝えていきたいと考えています。

主な研究業績

日本全国規模の臨床栄養学研究として、2型糖尿病患者への病院管理栄養士の指導頻度が多いほど、発病後の指導開始が早いほどその効果が大きいことや、病院管理栄養士の取組み力量や熱心さが効果に関係することを明らかにしました。
  • 2型糖尿病患者で観察される栄養指導効果に対する罹病期間並びに指導頻度の影響(原著、査読有)糖尿病 57(11), 813-819, 2014(糖尿病診療ガイドライン2019引用文献)