看護栄養学部吉川 香織|Yoshikawa KaoriDepartment of Nursing

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吉川 香織

  • 所属/看護学科
  • 職位/助教
  • 取得資格/学位/看護師、保健師/修士(看護学)
  • 主な担当科目(学部)/成人看護学、成人看護学臨地実習、統合看護臨地実習
  • 所属学会/看護研究学会、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会

自己紹介

天使大学を卒業後、大学病院にて消化器・乳腺疾患などの外科的治療を受ける患者への周手術期看護、癌化学療法を受ける患者の看護や内視鏡的治療を受ける患者への看護など消化器領域を中心に看護を行っていきました。また、看護専門外来のストーマ外来も担当し地域で生活する人たちの支援にも関わらせていただきました。教員としてのスタートをきったばかりであり、学生さんと一緒に学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思います。

教育・研究への取り組み

臨床での教育経験は机上の知識をどのように臨床で活用していくのか意識しながら実習指導を行ったり、病棟内の新人看護職員教育に携わってきました。教員としても臨床に活かせる学びを促していきたいと思います。
研究では主にストーマ閉鎖術後の患者さんを対象とした研究を行い、排便障害の経過や心理的影響を明らかにする研究を行ってきました。今後はバイオフィードバック療法を看護の面でどのように活用できるか検討していきたいと考えています。

主な研究業績

  • ストーマ閉鎖術後におけるバイオフィードバック療法実施前後の患者の心理―内肛門括約筋切除術・超低位前方切除術後を対象に―(修士論文)
  • ストーマ閉鎖術後患者の排便状況と対処の経時的変化(札幌保健科学雑誌9号)
  • ストーマ閉鎖術後の排便障害に対する研究動向(日本看護研究学会雑誌43巻3号)
  • 膵頭十二指腸切除術を受けた患者の体験-患者が術後に体験した苦痛と思いの語りから

メッセージ

数十年振りに母校に戻ってきましたが、変わらず温かい雰囲気に包まれた学校です。天使大学の卒業生は臨床において、思いやりにあふれた看護職として活躍されています。目の前の対象者さんに対して真摯に向き合う姿勢など天使大学で学ぶことができます。また、内省など自身と向き合う機会も多く、卒業後も自己研鑽につながっています。たくさんの魅力があふれる看護職としての道を一緒に歩んでいきましょう。