理事長・学長挨拶

天使大学は、「マリアの宣教者フランシスコ修道会」により、戦後まもない1947年に札幌天使女子厚生専門学校(旧制度の専門学校)として設立されました。
1949年に天使女子栄養学院が開設され、その後、1950年に看護教育では初めての学校教育法第1条による天使厚生短期大学に改組し、さらに1952年に栄養科を開設、また天使助産婦学校を設立し、1954年には天使女子短期大学に名称を変更し、1965年には日本で初めての短期大学専攻科として保健婦助産婦合同課程を開設しました。
そして、2000年には地域社会や同窓生等関係者の皆様の熱いご要望に応え、4年制の学士課程に改組転換して天使大学となり、その後日本で初めての専門職大学院助産研究科をはじめ大学院看護栄養学研究科の設置も進め現在に至っています。
本学はカトリック系大学として、教職員の努力と関係者の深い理解と協力のもと、長い伝統と建学の精神に基づく特色ある教育を推進し、看護師、保健師、助産師、栄養士及び管理栄養士の優れた専門職業人を養成し、創立以来のべ10,000名以上の卒業生を社会へ送りだしてきました。
多くの卒業生が医療や福祉等の現場において、本学で身につけた知識や技術、他者に奉仕する精神を生かし、国内はもとより世界の各地で人々の生活支援に貢献する専門職業人として実践的社会貢献をしています。
しかしながら、近年、少子化や超高齢社会の到来、18歳人口減の進行、大学の急増により大学全体を取り巻く環境は一段と厳しくなっており、本学にとってもこのような問題への対応が喫緊の課題となっています。
このたび、2017年に天使大学は創立70周年を迎えます。建学の精神「愛をとおして真理へ」の源はマリアの宣教者フランシスコ修道会の7名の修道女が身をもって示された人間愛の教えにあります。
本学は創立70周年を契機に、本学の使命や教育理念をいっそう明確にし、学部・大学院の規模、教育・研究体制を強化し、質の向上を図り、今後日本が目指す未来社会や世界の最前線で貢献する人材を育成するとともに、魅力ある大学づくりに向けた将来構想の検討も併せて進めます。
このように創立70周年記念事業は本学の将来構想を包含しその実現に向けた取組であり、さらに2020年には天使大学開学20周年も控えています。
学校法人天使学園は長い間、校舎の修理・増改築、学生支援、教育研究体制の強化等にそなえてたゆまぬ努力を重ねてまいりましたが、周年を記念して、強力にこれらの推進をはかりたいと関係者一同の切なる願いであります。
本学の将来の発展に向けて事業の趣旨にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
学校法人天使学園 理事長 松岡 健一
    天使大学 学長 武藏 学