2025年11月25日・27日に、大学院助産研究科2年生が北星学園女子中学高等学校の2年生2クラスに性教育の授業を行いました。
 

　授業のテーマは「正しく知って！自分らしく生きよう！」とし、自分の身体や性、これからについて改めて向き合うことを目指し、自分で自分の人生をよりよいものとして欲しいという思いを込めました。生徒の皆さんに少しでも興味を持ってもらえる授業を行うために、学生が生徒の皆さんに知って欲しいことに加えて、授業前にアンケートを実施し、授業の内容を構成しました。
 

　授業内容としては月経、妊娠・出産、避妊・感染症、デートDVなど、現代の高校生にとって必要な知識や、私たち助産学生だからこそ伝えることが出来る具体的な内容を提供出来るようにしました。特に低用量ピルの体験談や実際のお産の映像などは生徒さんからも「分かりやすい、イメージしやすい」という感想を頂き、自身の将来についてより具体的に理解を深めてもらうことに繋がったと感じています。また、休憩時間にも赤ちゃん人形や月経用品などの展示をたくさんの生徒さんに体験してもらうことが出来ました。
 

　今回の経験を通して、助産学生としての知識やこれまでの経験を活かし、それらを分かりやすく伝えることの必要性や楽しさを実感しました。今後、この経験を臨床現場でのお母さんとの関わり、さまざまな年代への性教育へと活かしていきたいと思っています。