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2023.03.07お知らせ

大学院助産研究科の院生が高校生に性教育を行いました

2022年12月1日・15日に大学院助産研究科助産基礎分野2年次生が北星学園女子中学高等学校の高校3年生に性教育の授業を行いました。
授業のテーマは、「 自分で決めよう!輝く未来!」とし、これから多様な人との交流が増えていくことから、自分の身体に関心を持ち、心身を守るための正しい知識を習得し、将来を見据えた自己決定にいかしてほしいという思いを込めました。
授業前に実施したアンケートから高校生の興味や知りたいことを把握し、授業内容に生かしていきました。実際の授業は、ピアカウンセリングの手法を意識しながら、サポート学生とともに高校生とグループになりディスカッションをするなど、和やかな雰囲気の中で行われました。休憩時間には、院生から積極的にコミュニケーションをとることで、新生児人形に興味をもち、抱っこする高校生の笑顔がたくさん見られました。
参加者からは、「普段聞く機会のない話が聞けてためになった」、「楽しく学べた」「初めて聞くことばや内容も多く、必要なものばかりだった」等多くの感想をいただきました。
性教育の授業を担当した学生は、それぞれ実習がある中他の多くの課題ももちながら、授業の企画から準備、サポート学生との調整やリハーサル、実施、事前・事後のアンケート作成と結果の解釈まで非常に丁寧にそして積極的に取り組みました。この授業を通して、性教育のあり方を考え、より深く興味を持ちました。
助産師の役割は、周産期だけでなく、幅広く求められており、今回の授業の実践を経験し、今後の助産師活動に発揮できると、今後の活躍を期待しています。