4年次は卒業研究や臨地実習、演習に費やす時間が多くなり、行事も自由参加ですが、就職活動や国家試験もあるので、気持ちはいつも落ち着かない状態です。何のためにやるのか理解が難しい講義も過去にはありましたが、4年間の学びはすべて関連し合っていたことが今ならわかります。「公衆栄養学実習Ⅱ」では5日間、苫小牧保健所に行きました。4年間で最も忙しかった臨地実習で、糖尿病予防をテーマに模擬栄養教育を行ったり、保健統計から苫小牧地域の特性や課題を調べたりしました。
私は資格を取りたいという気持ちが強く、栄養学科を選びました。専門性の高い学修内容を大変に感じたこともありましたが、今は良かったと思っています。卒業後は、管理栄養士ではなく他県の学校事務職員になりますが、食は生きていく上で欠かせない営みなので、栄養を学んで得することはあっても損することはないと感じています。
 

※学生の学年は取材当時のものです。
※科目名は各入学年度のカリキュラムに基づいています。

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