大学院専門職大学院で学ぶ理由Master of Midwifery

どうして「助産師」を2年課程で専門職大学院で学ぶべきなのでしょう?

授業科目は指定規則の2倍。理論と技術を丁寧に深く学ぶためです

天使大学の専門職大学院助産研究科(2年課程)では、56単位を修了要件としています。(助産師の)養成所指定規則では28単位を取得すれば国家試験の受験資格が得られることを考えると、受験に必要な単位数の2倍を学ぶことになります。

科目数が多い理由は、例えば従来の『助産学概論』に含まれていた「倫理・国際・教育」といったテーマを「助産哲学・倫理」「国際助産学」「助産師教育論」でそれぞれ学ぶなど、多くの科目で内容の充実を図っているためです。

こうして1年間の助産師教育課程では1コマや紹介程度で通り過ぎる内容を、1~2単位をかけて丁寧に深く学修することで、学んだことを助産の実践場面で生かすための準備をするのです。

万全のサポート体制で行う学外実習で、段階的にレベルアップ

臨床実習は20単位に及びます(養成所指定規則は11単位)。1年次は病院実習で、期間は1年前期9週間、後期12週間です。2年次は助産所・病院でのインターンシップ。2年前期6週間、後期2週間となっています。

1年次の病院実習で院生が経験する事例数は、妊婦健診・保健指導が20例以上、出産期ケアと分娩介助が10例以上、産褥・新生児期の母子ケアが8例以上となります。専任教員に加え非常勤の実習指導教員が実習先に配置されており、施設ごとに複数の教員が必要時には24時間体制で実習をサポートします。

2年次のインターンシップ実習では、まず助産所で24時間業務の中に身を置き(6週間)、分娩介助を含めた一連の助産ケアを経験します。助産師本来の自律した仕事のありかたを学ぶことが最大の目標です。その後の病院実習では、複数組の褥婦・新生児を受け持ち、自律した助産実践と、チームメンバーとしての助産師の役割を体験します(2週間)。

「実践のできる助産師になりたい」という夢をかなえてください

2年次後期の発展・展開科目では、1年後期・2年前期に基礎を学んだ「子育て支援」「性教育」「ウィメンズヘルス」「国際助産」の中から希望する分野を選択し、拡大された助産業務にどのように対応していくかの手がかりをつかむ助けとしています。

以上のように、本研究科では1年課程の内容を2年間かけて学ぶわけではありません。実際に1年課程で学んだ助産師からは「こんな大変な助産を学ぶのに1年ではとても足りない!」という声も聞かれます。本研究科の院生は、「質の高い実践ができる助産師になりたい」という夢を持って、2年課程ならではの先輩・後輩の交流にも支えられながら、楽しく、力強く学んでいます。