鈴木 美和(スズキ ミワ)
所属/職位
看護学科/准教授
学位・資格等
千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(看護学博士)
ホームページ
担当科目
看護栄養学研究科
看護教育学特論Ⅰ・Ⅱ、看護研究法Ⅰ
助産研究科
教育計画の原理と展開、教授学習法の理論と展開、助産教育実習、助産教育課題研究
看護栄養学部
健康生活看護学(地域)Ⅱ、健康生活看護学(地域)Ⅲ、在宅看護論Ⅱ、性と死の看護ゼミ、生と死の看護ゼミⅡ、統合継続看護臨地実習、看護教育学
研究テーマと概要
看護職者の職業経験に関する研究
5年以上就業を継続している看護婦15名を対象として半構造化面接により収集したデータを持続比較のための問いをかけ、分析した。その結果「問題克服による看護実践能力の獲得と役割の深化」「日常生活構造の変調と再構築」「組織構成員との関係形成と維持」「発達課題達成と職業継続の対立」「職業継続への迷いと選択」「看護職への理解進展と価値基準の確立」の6つの概念が創出された。 ※鈴木美和・定廣和香子・舟島なをみ:看護職者の職業経験に関する研究,看護教育学研究,10(1),43-56,2001.
看護職者の職業経験の質に関する研究-測定用具「看護職者職業経験の質評価尺度」の開発-
病院に就業する看護師の職業経験の質に対する自己評価尺度を作成した。予備調査の結果に基づき質問項目を選定した。6下位尺度30質問項目から構成された「看護職者職業経験の質評価尺度」を用いて本調査を実施した。結果は、クロンバックα信頼性係数が0.945、テスト・再テスト法による総得点の相関係数rが0.811(p=0.000)であり、尺度が内的整合性・安定性を概ね確保していることを示した。また、因子分析の結果は、尺度が構成概念妥当性を概ね確保していることを示した。 ※鈴木美和・定廣和香子・亀岡智美・舟島なをみ:看護職者の職業経験の質に関する研究-測定用具「看護職者職業経験の質評価尺度」の開発-,看護教育学研究,13(1),37-50,2004.
看護職者の「職業経験の質」と「看護の質」との関連
看護職者の職業経験の質と看護の質との関連を検証し、看護の質に最も影響する職業経験を解明することを目的とした。看護師1060名を対象に「看護職者職業経験の質評価尺度」等の3種類の測定用具を用いて調査を行い703名から回答を得、有効回答540部を分析した結果、職業経験の質得点と看護の質得点の相関係数rは0.437(p=0.000)であり、職業経験の質の高い看護職者は、それが低い看護職者よりも看護の質が高いことを示した。また看護の質には「看護職への理解進展と価値基準の確立」が最も強く影響していることが明らかになった。 ※鈴木美和・亀岡智美・舟島なをみ:看護職者の「職業経験の質」と「看護の質」との関連,看護教育学研究,12(2),10-11,2003.
看護基礎教育課程における疫学・保健統計の効果的な学習方法-自己学習支援教材の試用
看護基礎教育課程における疫学・保健統計の自己学習支援教材を作成・試用し、効果的な学習のための今後の課題を検討することを目的とした。看護系大学の3年次を対象に研究協力を依頼し、任意の参加を保証した。教材使用後に教材についての意見聴取した結果、学生10名から調査紙の返信があり、ARCS動機づけモデルによる評価項目と役立ち度の結果は、学習教材に対しておもしろい、やりがいがある、役に立つと感じていることを示した。一方、満足はしているが、自信にはつながっていないことを示した。今後、教材を活用することによって、学生の自信につながるように、問題を難易度順に構成したり、基礎知識・用語の定義、学習方法のアドバイスなどを組み入れたりしていく必要がある。 ※鈴木美和:看護基礎教育課程における疫学・保健統計の効果的な学習方法-自己学習支援教材の試用,日本公衆衛生雑誌,54(10),383,2007.
