天使大学では、2006年度に(財)大学基準協会への加盟判定審査を受け、正会員への加盟・登録が承認され、同時に同協会による認証評価を受け、大学基準に適合しているとの認定を得ました。
1908(明治41)年「マリアの宣教者フランシスコ修道会」本部(ローマ)から7名の修道女が札幌に派遣され、施療所を開設し、日夜貧しい人々へ手をさしのべ、病める人々に献身的な看護を行いました。
1935(昭和10)年にローマ教皇ピオ11世は、ヨーロッパで高いレベルの看護教育がよい成果をあげたことを賞賛し、看護に携わる修道女たちにいっそう教育活動に力を入れるよう勧めました。これを受け、マリアの宣教者フランシスコ修道会は札幌と東京において高度な看護教育を始めることを決定し、1947(昭和22)年に現在の天使大学の前身である札幌天使女子厚生専門学校(修業年限3年、入学定員40名)が設立されました。
札幌天使女子厚生専門学校は、その後人々の健康の維持・増進を図るためには看護教育とともに栄養教育が必須であると考え、1949(昭和24)年には天使女子栄養学院(修業年限1年)を設置し、1950(昭和25)年には、この分野では日本で初めての短期大学として天使厚生短期大学(厚生科 修業年限3年、入学定員40名)が認可となり、1954(昭和29)年に天使女子短期大学(厚生科 修業年限3年、入学定員40名,栄養科 修業年限2年、入学定員50名)と改称し、その後入学定員の増はあったものの、半世紀にわたりカトリック精神に基づく職業教育が行われてきました。
この間に、1952(昭和27)年には保健婦助産婦看護婦法公布後、初めての助産婦学校として天使助産婦学校(修業年限1年、入学定員15名)が開設、1965(昭和40)年に天使女子短期大学専攻科(修業年限1年、入学定員20名)と改組され、保健婦助産婦合同課程として短期大学が大学に改組転換されるまでつづきました。
時代の趨勢は看護職にも栄養士職にも高度の専門知識と技術を、また豊かな人間性を強く要求するようになり、2000(平成12)年に短期大学を改組転換し、4年制の天使大学看護栄養学部(看護学科 入学定員80名、栄養学科 入学定員85名)を開設いたしました。 マリアの宣教者フランシスコ修道会によって設立された札幌天使女子厚生専門学校の開学以来、現在まで59年間で延べ、8700名余りの卒業生を送り出してきました。卒業生の多くは、国内はもとより世界各地で人間の生活支援に直結した専門職業人として活躍しています。
天使大学の建学の精神「愛をとおして真理へ」の源は、7名の修道女たちが身をもって示した人間愛の教えにつながっています。すべての人を平等に大切にし、その人の立場にたって看護と栄養の職務にあたる職業人を育てること、それが天使大学の誇りであり、アイデンティティとなっています。
天使大学では、2006年度に(財)大学基準協会への加盟判定審査を受け、正会員への加盟・登録が承認され、同時に同協会による認証評価を受け、大学基準に適合しているとの認定を得ました。
自己点検評価を継続的に行うことは、常に大学の教育・研究及びその他周辺環境を対象に本学の使命と照らしつつ、その達成状況を検証し、改革・改善に結び付け、優れた魅力ある大学造りの方向に示唆を与えてくれるものと考えています。
今後も学生、教職員がともにカトリック大学として、また専門職教育機関としての天使大学を守り育てていくことを強く望んでいます。
学長 近藤潤子
| 天使大学自己点検・評価報告書(2006年3月31日提出)(PDF 2547KB) 左のアイコンをクリックすると PDF が開きます。 |