事業の主旨
内臓脂肪型肥満に起因するメタボリックシンドローム予防のために、現職の管理栄養士を対象にして、体系的・効果的な健康栄養指導に必要な実践的能力の修得を目的とする。
事業の内容
内臓脂肪型肥満に起因するメタボリックシンドロームを予防するために、2008年度から特定健診・保健指導が始まったが、現場で健康栄養指導を実施できる管理栄養士の育成が急務となっている。日本栄養士会でも厚労省の標準的プログラムに沿った研修を行っているが、実践・実習の不足、地域特性への対応欠如など改善すべき点が多い。
本事業は、天使大学大学院が専門実践科目としてこれまで実施してきた「天使健康栄養クリニック」の実績を基に、北海道栄養士会と連携しながら、現職の管理栄養士を対象にして、地域特性を考慮したエビデンスに基づいた体系的・効果的な健康栄養指導に必要な実践的能力を修得する研修プログラムである。すなわち、クリニックに参加した地域住民を対象に、教員の指導の下に、メタボリックシンドロームの病態理解、検査・調査方法、食事栄養・運動・健康行動指導の実際を、講義・演習・実習を通じて学修し、結果の解析と併せて高度な健診・保健指導の能力を修得する。受講者には、本学の履修証明書並びに北海道栄養士会生涯学習プログラムの受講認定書を発行し、社会的認知の向上に努める。
事業の体制
実施主体:天使大学・看護栄養学部、大学院看護栄養学研究科
(教授8名、准教授1名、講師2名、助手1名、大学院生3名)
(責任者:教授 斉藤昌之)
協力団体:社団法人北海道栄養士会
(会長1名、事業部長1名、職域協議会会長2名、他1名)
具体的内容及び方法
- 事業委員会を設置し、本事業の準備、プログラム検討などの会議を実施
- プログラムの開発(「天使健康栄養クリニック」カリキュラムの修正など)
- 先進事例調査の実施(山口県立大学など)
- プログラム実施
対象:栄養士会による講習会を受講済みの現職の管理栄養士・栄養士10名
学習時間:1回8時間、計4回
内容:メタボリックシンドロームの病理・病態の学習
各種診断、検査・調査方法の学習、実習
食事栄養指導、運動指導、健康行動指導方法の学習、実習
結果の解析、評価、発表
プログラム修了者に対する証明方法・評価体制
学修達成度をレポートおよび試験により評価し、合格者には履修証明書を発行する。また北海道栄養士会は、生涯学習プログラムの単位として認定する。本学授業評価の対象とし、受講者と参加者による評価、並びに自己点検評価委員会による評価を受ける。



