天使大学インタビュー

よきライバルがいるから、学び続けられる。

天使大学看護栄養学部栄養学科2005年3月卒業
北海道循環器病院栄養科

北海道循環器病院は循環器がメインの病院なので、糖尿病や心筋梗塞(こうそく)の患者さんが比較的多いです。わたしの仕事は、患者さんの食生活を調べ、再発予防の観点から助言を行うことです。嗜好調査といって、入院患者の食事状況を調べる仕事もあります。管理栄養士として病院で働く場合、「臨床」と「給食」のどちらかが主になるか、あるいは両方を兼務するのか、病院によって異なります。わたしは天使大学を卒業して最初に採用された病院で、栄養相談と給食業務を兼務していました。その後もっと臨床寄りの仕事がしたくなり、現在の病院に転職しました。

 最近、日本病態栄養学会が認定する「病態栄養専門師」の資格を取りました。学会に参加すると最新の知識を得られます。北海道循環器病院は管理栄養士の学会参加をサポートしているので、働きながら学びやすい環境です。わたしには、天使大学の同期の親友がいます。お互いに「臨床の現場で管理栄養士としてできること」を語り始めたら、話が止まらなくなるぐらい仲がいいのですが、よきライバルでもあります。これからも互いに刺激を与え合って、学び続けられたらと思います。天使で生涯の恩師や親友と出会えたという話をよく耳にしますが、わたしたちもそのひとりです。


給食をわかってこその臨床。そう教えられている気がします。

天使大学栄養学科 2005年卒業
札幌厚生病院栄養科 管理栄養士

私の職場では、6人の管理栄養士が給食管理と臨床(栄養指導等)を担当しています。就職してやっと1年、仕事を覚えている最中ですから知らないことも多いですが、同じ国家資格を持つ管理栄養士であっても、病院によって求められる役割には大きな違いがあるようです。

札幌厚生病院に採用されてよかったと思う点は、給食と臨床がしっかり結びついている点です。配属されてすぐの頃は給食の献立に関する仕事が主でしたが、その後、回診に同行してベッドサイドに行くようになりました。臨床に出ると、給食の仕組みがわかっているがゆえに気づく点が多くあります。医療の現場では、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師らがチームで患者さんにあたる栄養サポートチームの考え方が一般的になってきました。食事に関しても、個別対応がますます進んでいます。こうした中で、給食と臨床の両方を行き来できる環境からスタートできたことは、本当によかったと思っています。

これから天使で学ぶ人に、期待していることがあります。

天使女子短期大学食物栄養学科1996年卒業
元町みどり保育園 管理栄養士

私の勤める保育園では、0歳から5歳までの園児約160名が6クラスに分かれていて、担当する管理栄養士は4名です。園児が口にするもののほとんどは、私たちが作っています。離乳食やアレルギーに関して父母と相談することや、食育に関わる部分で工夫することも私たちの仕事です。

私の職場に在籍する4名の管理栄養士は全員、天使の卒業生です。日々の業務の中で、私が感じた疑問をみんなも同じように感じていたり、提案の意図をすぐに理解してもらえるといったことはよくあります。一本の糸でつながっているんですね。私は短大時代の卒業生で、キャリアは今年で10年目。4年間じっくり勉強してきた後輩を、うらやましく思うときもあります。栄養学は日々進歩しているので、食育に関する最新の取り組み方など、後輩のみなさんが学んでいる内容には、「栄養職の現場」がいま必要としていることがたくさんあります。私たちも毎日が勉強です。後輩のみなさんも頑張ってください。