天使大学インタビュー
このままでは悔いが残る。それに気づいたから、編入学の道を選びました。
栄養学科4年
市立名寄短期大学出身(編入学生)
私は短大で栄養士の免許を取ってから、天使大学3年次に編入学しました。試験は11月の末ごろで、個人面接試験と小論文試験、専門分野の筆記試験を受けました。特別な試験勉強はしませんでしたが、短大生のころから栄養学をもっと深く勉強したい気持ちがあったので、無意識に進学を意識した勉強をしていたのかもしれません。2年間で栄養士の資格を取る勉強は、かなりハードでした。人とかかわったり、職業についてじっくり考えるゆとりはあまり持てなかったし、短大生らしい過ごし方もほとんど味わってませんでした。もう少し勉強を続けて管理栄養士を目指したい気持ちは当然ありましたし、医療系の知識を深めたり、心理学などの教養面を養うことも望んでました。短大を卒業した勢いで就職すると必ず後悔する。そう思ったので、進学先をじっくり選んで天使大学に進みました。最初から天使で勉強している学生は優秀で、正直に言うと気後れするところもあります。でも私は私です。ひとつの学校を卒業した経験を生かして、自分のやりたかったことをしっかり実現しようと思っています。
世の中は変化しています。医療の分野で栄養のプロが果たせる役割は広がっています。
栄養学科4年
北海高校出身
NSTという言葉を知っていますか? Nutrition Support Team の頭文字を取ったもので、医療の現場で、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などがチームとして患者さんをサポートすることです。栄養補給によって患者さんの状態を改善しようという考え方が基本になっています。こうした取り組みを行う病院は増えていて、私も先日の臨地実習でNST の研修会やカンファレンス(治療に関わるスタッフの打ち合わせ)の様子や、アセスメント(患者さんの状態を評価すること)の方法などを実際に目にすることができました。
私が天使大学を受験したのは、はじめから揺るがない気持ちがあったからではありません。自分が働きたいのは医療系だろうという大雑把な目標があって、後は経験を積む中で見えてくるだろうと思ったのです。今になって振り返ると、ほぼ予想通りになっていると思います。勉強が進み実習を重ねるほど、栄養学の楽しさに気づくし、立ち向かっていける自信もついてきました。一生続ける仕事として管理栄養士を選んで良かったと思っています。
何を学びたいか見つけられなかった私。自分がどうありたいかを真剣に考えました。
栄養学科3年
中標津高校出身
天使大学に進学する人は、看護師や管理栄養士になろうとするしっかりした動機があって受験するのだと思います。私 の場合は、ふと手にした天使の大学案内にあった「(天使大学は)人のために役に立ちたいと考える、あたたかくて責任感のある人(を求める)」という言葉(※)に心が動きました。人のために責任感を持って生きるには、どうしたらいいのかを考えた結果、管理栄養士を目指そうと決めました。
入学してみると、看護学科と併設されているので臨床(医療系)にとても強いということがわかりました。試験勉強のたびに、医療の現場と深くかかわる内容も学んでいると、実感しています。一方で、「給食経営管理論実習Ⅰ」では、学内で提供される100食以上の給食について、献立作りや大量調理を行いながら、緊張感を持って管理栄養士の仕事を経験しています。すぐれた専門職者を目指す勉強は甘くありませんが、しっかりついて行こうと思います。
※「天使大学は、こんな学生を求めています」より
料理好きな自分がスタートライン。そして見つけた、管理栄養士という国家資格。
栄養学科2年
帯広三条高校出身
僕がこうして天使大学で学んでいるのは、料理が好きな自分はどんな仕事に就けるのかと考えて、資格や就職、進学などを真剣に調べたからです。雑誌やネットだけでなく、母や周囲の大人の方々のアドバイスも受けました。天使大学の栄養学科に進学するということは、管理栄養士の国家資格取得を目指すことを意味します。どこで働くかはまだわからなくても、国家資格を持つ専門職として働くのは確かなので、やるべきことがはっきりしています。4年間ここでしっかり学ぶつもりです。栄養学科の勉強は、身近なことを掘り下げます。何気なく使う「栄養」という言葉の意味や、「おいしさ」が食品のどこにどういう形で隠れているのかというようなことをひとつひとつ、虫眼鏡で見るように勉強します。高校で習った生物や化学、数学の知識の中にも、栄養学を学ぶ上で必要な部分があります。僕は、高校時代に生物を取っていないのですが、未習者向けの授業を受けて基礎から勉強し直すことができました。高校時代に勉強した科目は人それぞれですが、目標さえきちんと決めればいつでもやり直しはできます。
生きた経験のために、長期に及ぶ充実した実習が選択できます。
栄養学科4年
帯広柏葉高校出身
4年次の実習は病院での必修(2週間)と選択必修(保健所もしくは小・中学校、1週間×2回)があり、さらに3週間の病院実習を選ぶこともできます。多くの職場を経験できるのは学生の間だけと考えて、私は合計7週間の実習すべてを履修しました。NSTなどを通して回復の手助けになれる「病院の管理栄養士」にも、老人ホームなどで高齢者がよい体調を維持しながら安心して日々を過ごせるように手助けする「老健施設の管理栄養士」にも、職場として強い魅力を感じています。

病院や福祉施設などでの学外実習で実践力を高めます。
栄養学科3年
釧路湖陵高校出身
前期には市内の福祉施設で行われる「給食経営管理論実習Ⅱ」が、後期には病院で行われる「臨床栄養学実習Ⅲ」があります。管理栄養士にとって福祉施設や病院は多くの先輩が働く職場ですから、これらの実習を通して進路を考える人も少なくありません。病院の実習ではNST※にも参加し、これからの管理栄養士には、医療や福祉のプロと連携するための知識もより一層求められるということがわかりました。大変そうですが、やりがいも大きいと感じています。
※NST(Nutrition Support Team):医師、看護師、管理栄養士、薬剤師などの専門職や事務職がひとつになって、患者さんに適切な栄養管理を行なうチームのこと。

「給食経営管理論実習Ⅰ」は、本番そのものの真剣勝負です。
栄養学科2年
北見柏陽高校出身
「給食経営管理論実習Ⅰ」は、病院や学校での給食を想定して献立を作成し、天使大学の学生や教職員に対して実際に昼食を提供する実習です。1年次の調理学実習とはスピードも量も段違いです。天使大学のカリキュラムには同じ名前のⅠからⅡ、ⅡからⅢへとステップアップする科目が多くあります。こうした科目は、前の学年で学んだことを基礎にして知識や技術のレベルを上げていきます。先輩のアドバイスもいろいろと受けながら、しっかり取り組んでいます。

入学してすぐに、実践的な学習が始まります。
栄養学科1年
札幌新川高校出身
調理学や栄養学、食品科学の勉強は入学してすぐに始まります。たとえば「調理学実習Ⅰ・Ⅱ」では、クリスマスやおせち、ひな祭りといった行事食や、高齢者や幼児、あるいは「のみ込む事に障害がある」といった条件を設定して、どのような調理が必要になるかを学びます。その指導は、材料の切り方や盛りつけ、歯ごたえなどの細かいところにも及びます。自立した専門職業人を目指して天使大学に入学したので、どの勉強も新鮮で楽しく感じています。

天使大学に入って良かったと思う、5つのこと。
看護学科4年
根室高校出身
まず第一に、人と出会う事で自分の姿勢を改めるチャンスがあります。実習で出会った患者さんに対しても、何か反応が欲しい「私」や、何とかしてあげたい「私」が先に立ってしまいます。相手の立場に立つということは口で言うほど簡単ではないし、自分が思っているほどできてもいない。わからない人と接して困惑することで、自分の内面に気づくような経験も必要だと思います。
第二に、science & art ※の意味がわかったこと。知る事とできる事はどちらも大切だという意味です。第三は、人に対する姿勢がしっかりしてきたこと。第四は、生涯の友人を得られたこと。これらは、挨拶やチームワークが重視される中で同じ目標に向かって勉強する仲間と過ごしているからです。そして最後は、卒業までに確かな職業観を持てそうなこと。人に奉仕して喜んでもらう実体験を重ねているので、働く力の根源が何かという事を自然と感じています。お金のため、自分のためだけに生きることはできない。そんなことがだんだんわかってきました。
※science & art:看護は科学的根拠にもとづいた実践をしなければならない点において「サイエンス」ですが、患者さんは人それぞれであり、相手の痛みや望みをあらゆる角度から察知し、その人にとって最もよいケアを導く創造力も求められることから「アート」でもあります。
看護の実践を通して見えてくる、本当の自分。
看護学科3年
苫小牧東高校出身
コミュニケーションの難しさは、「言葉」がすべてではないという点にあると思います。看護師には、患者さんの求めに対応する能力が必要ですが、それは患者さんの言いなりになることとは違います。どんな時でも学問的な根拠と、自分の観察力をもとに、患者さんにとって最適なケアを選び取ります。ひとつひとつの判断は、目の前の事実を自分というフィルター(今まで培った知識と経験)を通して下すので、理論を勉強しながら実践を重ねることは、正しく行動できる判断力を身につける上でとても有効だと思います。
天使大学はキリスト教の学校ですから、ミサ、チャペルアワー、修養会といった宗教色の濃い行事や授業があります。高校のようなクラス制もあって、大学なのに面倒なことが多いと思っていましたが、そうした行事のすべてが、静かに自分を振り返る時間につながっています。少なくともこれからの自分にはこの「内省の時間」がとても大切だと、今頃気がつきました。職業人として本当に真心をもって人に尽くすような生き方ができるかどうか不安もありますが、理想に一歩でも近づけるようにこれからも勉強を続けるつもりです。
本当に人と向き合うこと、コミュニケーションの大切さと難しさを学んでいます。
看護学科3年
釧路湖陵高校出身
2年次になると「基礎看護学臨地実習Ⅱ」という約2週間の病院実習があります。僕はそこで、ある病院の脳神経外科に配属されて、脳梗塞で入院した高齢者の社会復帰のお手伝いをしました。僕らは普段「コミュニケーション」という言葉を友達や先生と親しく話すという意味で使いますが、実習で求められたコミュニケーションスキルは、そんな表面的なものではありませんでした。患者さんが退院後にすべきことを言葉で伝えるのは簡単です。でも本当に納得して行動してもらうのが難しい。看護師のコミュニケーションというのは患者さんの最終的な行動まで責任を持つことだと思うし、そこを解決しようとすれば自分が本当はどういう人間なのかということと向き合わざるを得なくなりました。大きな試練だったと思います。
勉強の一方で、アルバイトとバンド活動も続けています。バンドでは毎年1枚のオリジナルCDを出しています。妥協しないでやれているのは、まず学生としてやるべきことがはっきりしているからです。先生や仲間には本当に感謝していますし、まだまだ頑張れると思っています。
人間としてもっと強く、問題解決能力の高い看護師になりたい。
看護学科2年
旭川西高校出身
私の場合、幼い頃から身近な人が入院したり手術を受けるということがあったので、人と接する医療の仕事に就きたいという気持ちを持ちました。それで、高校3年生の時に天使大学のオープンキャンパスに参加しました。オープンキャンパスでは先輩と話してみようというイベントがあって、私が感じた大学の雰囲気の良さと先輩の話がスッとつながったので、ここで勉強したいと思うようになりました。天使大学では、技術の裏側にある学問的、科学的な理論の勉強がとても重視されていますが、知識と技術だけを学んでいるわけではありません。看護は人に対して行うことですから、患者さんを誠実に思いやる「愛」が求められます。愛といっても特別なことではなくて、自分のことだけを考えてはいけないということです。
今は基礎を学ぶ段階ですが、将来は大学院に進もうと考えています。天使大学にはいろいろな将来につながる大学院があるので、より高いところを目指して学ぶ先輩や先生たちの姿に触れる機会があります。そうした環境で私がよいと思える目標を見つけて、一歩ずつ近づいていきたいと考えています。
就職活動などを通して、自分の適性や将来について考えます。
看護学科4年
函館中部高校出身
半年ほどの間に4つの実習プログラムを経験しました。合間に研究、就職活動、大学の定期試験の勉強や国家試験に向けた勉強が入りますから、忙しい毎日です。ですから4年次の4月ごろには1年間の大まかな予定を立てておくと、気持ちに余裕を持つことができると思います。実習と試験勉強の分野を一致させるような工夫もしました。就職活動を通して自分の適性や本当の希望をしっかり見つめた経験は、今後の自分にとってプラスになると思います。

老年や地域など、看護分野ごとの実習に臨みます。
看護学科3年
札幌旭丘高校出身
3年次になると、母性・小児・地域・老年など、各看護領域に分かれて合計7週間の実習に取り組みます。私は「健康生活看護学臨地実習Ⅲ(老年)、㈼(地域)」を通して、高齢者の生き方や地域に住む人みんなとかかわる保健師の役割について実地で学びました。一言で看護師や保健師といっても、それぞれの立場があり、求められる役割もさまざまです。こうしたことを経験しながら医療にかかわる人間に求められる質を高めていくのが3年次です。

病院で2週間に及ぶ基礎看護学臨地実習を行います。
看護学科2年
札幌南高校出身
約2週間の「基礎看護学臨地実習㈼」が、学生生活前半の節目になります。実際に患者さんを受け持つ事で、相手の方に応じた看護とは何かを深く考えました。教室で学ぶ事が現場に直結していると実感したので、日頃の勉強の仕方も見直しました。私の看護に対する取り組み方が患者さんの希望につながると実感できたのも、今後の自分には大切な事です。実習後に行われる修養会で仲間と真剣に看護とは何かを考え、決意も新たに「戴帽式」に臨みました。

「科学的根拠にもとづいた看護」を実践する看護師に求められる基礎を身につけます。
看護学科1年
石狩南高校出身
入学するとまず、「基礎学修論(前期)」などを通して大学生らしい学び方に慣れてから、「看護学原理」などの科目で自ら考える力をじっくり養います。ベッドメーキングやバイタルサイン(血圧や体温など)の測定といった看護学科らしい内容は、「基礎看護技術論」という科目で習います。高校で習う統計や生物・化学などについても、科学的な根拠にもとづいた看護を実践する看護師になるというはっきりした目標をもって、基礎から学び直します。
